高野きのこプラントについて
私たちはきのこ専門生産アドバイザーです。
きのこの苗を生産農家の方にお届けする。
これが私たちの基本的な仕事です。
しかし、全国のみなさまに同じ苗はお届けしていません。
全国各地、きのこを栽培する環境は大きく異なり、
それぞれの気候や環境に合った苗作りをする。
これは簡単なことではありません。
当社もはじめは一人の栽培者でした。
創業以来、一人の栽培者として、
全国の生産農家の方々が安定した栽培ができるよう、
病気に強く、美味しく、そして、
より良質なきのこを生産できる苗を提供すること。
また、その苗が持つ菌種能力を最大限に活かすための
菌床製造や栽培技術、設備のアドバイスを行う。
これが私たちの本当の仕事です。
0(ゼロ)からのこだわり
高野きのこプラントと従来のきのこ栽培との違いは、「品種づくり」
美味しいシイタケは「良い品種」「良い種菌」「良い菌床」のバランスで成り立っています。
例えば野菜で言うところの、種子が品種、苗が種菌、畑が菌床になります。
もともと高いポテンシャルを持った品種の健全な苗を肥沃な土壌に植え付け、季節の移変わりの中で、適度なストレスを受けながら元気に育った枝葉には、適期になればキレイな花が咲きそして、美味しい実がみのります。
シイタケの交配は、mon-mon交配と言う手法を用い、お父さんになる胞子1個とお母さんになる胞子1個を寒天培地の上で交配させます。
業界ではごく一般的な手法ですが、その技術に独自の手法を融合させ、良い品種が生まれる確率を飛躍的に向上させることに成功しました。
また、たくさん誕生した品種の中から自分のイメージに合った新品種を選抜することも重要。実際の栽培環境で選抜試験を繰り返し行なうため、大切なことは菌床づくりです。更には、新たに誕生した品種の能力を維持し続ける為の保存技術も重要であり、キノコ菌にも人間と同じように寿命があります。新品種の容姿や特徴、性格も祖父母に似ることが多く、どこか我われと似ている部分も…。
高野式生産方式 菌床出荷までの流れ
強い菌同士をかけあわす
栄養のたっぷり入った培地を成形し袋詰めする
無菌室でひとつひとつ手作業でおこなう
菌種が住む培地をつくる
高圧殺菌釜で長時間殺菌し有害菌を無くす
菌床で成長させ真っ白になれば順次出荷

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